RMZ450 ダートトラック用モデファイ Part2

  • 2017.06.13 Tuesday
  • 12:06

Technixの井上です楽しい

今日は、RMZ450のダートトラック(DTX)のサスペンションモデファイ続編ですぴかぴか

因みにPart1はこちら(http://blog2.technix.shop-pro.jp/?eid=252

このマシンのライダーはTechnix FBで動画を紹介している”オートバイでリンボー” が話題の ”大森雅俊”選手!

脅威のバンク角で魅せる走りも出来る、海外レース経験も豊富なダートトラック界のトップライダーです拍手

外装なしですが、納車!?記念にカメラ 大森選手、最近は常陸大宮大使も務め、街のPR活動にも積極的に取り組んでいるそうです拍手

IMG_9461_480x640.jpg

 

今回モデファイした肝心な足回りは・・・見る

モトクロッサーとは思えないストロークの短さに大幅にモデファイし、DTX向けへ大きな変貌を遂げましたラッキー

IMG_9455_640x480.jpg

 

気になるモデファイの内容はと言うと・・・

DTXのサスペンションを作るポイントは幾つかあり、企業秘密マル秘も多く詳細は言えないのですが、モトクロッサーに求められるサスペンションとは全く違うと言う事だけは確実に言えます・・・(大きなジャンプもありませんしね)

 

フロントフォークは ”リバルビング ”し減衰特性を完全に見直しますぴかぴか

SFF-AIRでトライしているので、「AIRスプリング」なので、フォークスプリングは気にしなくて良いのが◯ ラッキー

SFF-AIRのDTX・・新たなトライですが、サスペンション一筋20年近い経験と勘から何をすべきか何となく判りますおてんき

downコンプレッションベースバルブ 大幅に変更

IMG_9445_640x480.jpg

downミッドスピードバルブ&リバウンドバルブも全くOEMとは違うセットに・・

IMG_9446_640x480.jpg

 

そして、DTXで最も嫌なフリクションの低減に「SKF GLIDE KIT」を投入グッド

作動性の向上が期待できますラッキー

IMG_9447_480x640.jpg

 

リアショックもピストンから変更し、減衰特性を変更ぴかぴか 結構なビッグチェンジですグッド

IMG_9451_640x480.jpg

その他にも、スプリングレートの変更など変更し、トラクションをしっかりと得られるリアショックにするのが私の仕事です楽しい

 

フロントフォークとリアショック以外に重要なのが車体のディメンション聞き耳を立てる

これ、DTXでは凄く大事ですラッキー 

現在、大森選手がベストで完璧と高く評価している車体を、弊社自慢のMEGA-MAXで計測しデータを出しますラッキー

キャスターとトレール量は内緒でモザイクさせて貰いましたマル秘

2014 RMZ450-DTX Omori Masatoshi CMS-001 (1)_452x640.jpg

新車の方もサスペンション・ホイールを付けて実測し、現在のベストの車両と比較し、

前後の車高を微調整しディメンションを近似値にするのですダイヤ

IMG_9459_640x480.jpg

 

マシンは取り敢えず、乗れる仕様になったので、この後は実走行してライダーの印象を聞きながら最終セットアップになりますおてんき

次回は、実走行セットアップ編をなんとかアップしたいと思ってます。いつセットアップに行けるかな〜汗汗

ではパー

 

凄!!BMWのエレクトリックサスペンション

  • 2017.06.06 Tuesday
  • 13:58

Technixの井上です楽しい

 

最近、BMWで主に使用している電気のサスペンションESA(Electronic Suspension Adjustment) 調べて見ると2004年にBMWがオートバイ用として初めて実用化したそうです拍手

初期のESAは非常にシンプルで、今まで手でアジャストしていたところをステッピングモータを用いで ボタン1つで、3段階位に調整できる様にしたモノという感じでしたくもり

 

電気の部分はこんな感じで、ショック下側取り付け部の中にモーターが仕込んであります見る

IMG_4889_640x480.jpg

 

参考までに、モーターはこんな感じのステッピングモーター

IMG_1594_640x478.jpg

 

 

しかし、時代が流れ今はDDC(Dynamic Damping Control)へと進化を遂げましたおてんき

このDDC、従来のESAとは全く違い、スロットルセンサー、バンキングセンサー、Gセンサー・・などなど走行状況を逐一分析し常に適正なダンピングを保つアクティブサスペンションなのです。超〜ハイテクですびっくりびっくり

 

こんな感じで流す電流の量をコントロールすることで、ダンピング特性を変化させてます見る

IMG_6597_640x289.jpg

 

17060601_640x426.jpg

2014年にはJSB1000でも寺本選手がHP4でレースを戦うなどその実力は極めて高い仕上がりです拍手

(当時、このマシンのサスペンションのお手伝いさせて頂きました。)

 

この電気のサスペンション・・・

Technixにもメンテナンスの依頼で入庫してくることが多数ございまして、今回はフロントフォークをお預かりしましたぴかぴか

こんな配線をみるだけで電気に弱い私はビビってしまいますが汗汗

IMG_7867_480x640.jpg

 

この配線の付いてる部品をフォークから外してみると・・・見る

IMG_4047_640x322.jpg

ダンパー側のフロントフォークはご覧のように電気の配線が付いた大きなカートリッジユニットが入ってます

 

実はこのカートリッジ・・・構造はリアショックと同じなんですラッキー

モノチューブでガス室を持っており、リアショックと同様に高圧ガスが入れられておりますグッド

これをバラしてみると、こんな感じでピストン回りやシールケースユニットがごっそりと出て来る訳です

IMG_7846_640x480.jpg

 

さらにこれを分解して・・・と行きたいところですが、これ以上は厳しいので・・ 海外で撮影したカットモデルで更に内部をご覧ください見る

 

IMG_4589_266x640.jpg

 

内部にはソレノイドバルブがあり、1秒間に25回閉じたり開いたりしながらダンピングをコントロールするそうです・・びっくり

と最新サスペンションをご紹介した訳ですが、この最新式でもメンテナンスは欠かせませんYES!

Technixでは、SACHSサスペンション関連のパーツも豊富にご用意しておりますので、メンテナンス等お気軽にご相談下さいラッキーラッキー

 

※このDDCのサスペンション、メンテナンスには多くのノウハウと知識、専門工具が必要です。ご自分でバラすことは絶対無いようにご注意下さい。

弊社では、途中までやったけど出来なくなったので、後はお願い・・と言うようなご依頼は受け付けておりませんので・・NG

リアショック 高圧窒素ガスの役割とメンテナンスの必要性!?

  • 2017.05.29 Monday
  • 17:49

Technixの井上です嬉しい

 

多くのリアショックには高圧窒素ガスが入ってます。また、定期的なメンテナンスが必須なのです。

なぜ、定期的なメンテナンスが必要なのか・・・ガスの話を一例にご説明しますラッキー

 

リアショックに貼ってあるステッカーを見ると、「高圧窒素ガス入り 危険」とか書いてあるのご覧になった方も多いと思います見る

(↓こんな感じに)

17052902_480x640.jpg

この「高圧窒素ガス入り」って、どういう事!?と思う方も多いと思いますふぅ〜ん

また、弊社に良くあるお問い合せが、「ガスが抜けたから、ガスを入れて・・」と言うお問い合せをよく頂きます電話

 

 

まず、一般的なリアショックの内部ですが、オイル(当然ですが)とガス室に分かれています。

上の写真のショックで言えば、「WARNING」の上側辺りまでがオイル、下側がガスの部屋だと思って貰って結構です聞き耳を立てる

 

仮に・・・「WARNING」の下側も含め、ショック内部が全部オイルだったらどうなると思いますか?

答えは、ショックとして全く機能しません。と言うか、動きません・・ピストンロッドがダンパーボディーに入ることが出来きないのですびっくり

 

「WARNING」より下側の僅かなスペースにガス室が出来るだけで、ピストンロッドがダンパーボディーに入り、ストロークすることが出来るようになります。

理由は、オイルは圧縮することが出来ませんが、気体は圧縮することが出来るからですYES!

ガス室がピストンロッドの体積分圧縮されて、ピストンロッドをダンパーボディー内に受け入れてくれるのです。

 

これが、ガス入りの最初の理由ですぴかぴか

 

 

次は・・・このムービーご覧下さい見る

私たちは、ショック内部で何が起こっているか目で確認することが普通はできません工具工具

Technixの好奇心旺盛なスタッフ達は、何がそこで起きているのか目で見たくてみたくて仕方ないので、クリアのシリンダで実際にショックを動かして見ましたびっくり

 

 

 

最初は高圧ガス入ってません。

ガスを入れずに、ショックを作動するとシリンダー内部が泡泡なのがわかると思いますくもり

これは、ピストン運動中にピストンの上下で負圧が発生し、オイル中に溶解している空気がオイルから引っ張り出されて起こる現象です。(オイルはそれ自体に数%の空気を持っており、ショックをエア抜きしてもその空気は無くなりません。)

そして、ガスを入れると一瞬で消えて無くなる事がわかると思いますびっくり

 

これが、第2の理由です。ショック内部の圧力バランスを安定させて、オイルから空気が引っ張り出されることを抑えているのですね〜

 

 

この窒素ガス・・・長くショックを使っていると少しづつガス圧が低下してきますあめ

そこで、「ガスが抜けたから、ガスを入れて・・」と言うお問い合せを頂くわけですが、抜けた窒素ガスどこに行くのでしょうか!?

 

17052901_480x640.jpg

これが答えです見る

そうです。ガスの多くは、オイル室とガス室の仕切から少しづつ、抜けてオイル室に入っていってしまうのですびっくり

抜けたからガスを入れても、オイルは泡泡・・・ダンパー本来のパフォーマンスはとても発揮できませんNO!NO!

つまり、「ガスが抜けたからガス入れて・・」は意味がなく、ガスが抜けたら必ずメンテナンスが必要なのです。

 

また、ガス圧はフロントフォークの油面の調整の様にセッティングツールとしては一般的には使われません。

油面の様に奥での踏ん張りを持たせたいから、ガス圧高くと言う訳にはなかなか行かんのですひやひや

ガス圧の影響が最も現れるのは、ビギニングです。イメージだとスプリングのプリロードアジャスターの様なイメージです。

高くすれば、プリロードを張った様な感じに、低ければプリロードを抜いたような感じになります聞き耳を立てる

走行中又は後に温度の影響でガス圧が高まり、リアが高く感じた経験のある方もいらっしゃると思います。それが、まさにガス圧の影響で、スプリングプリロードを掛けた様なイメージと言う意味合いなのがわかるケースだと思いますワッ!

いずれにせよ、普通は調整箇所では無いので内部のプレッシャーバランスを損ねない為にもメーカー指定値が基本ですグッド

 

定期的な、オイル交換・メンテナンスが必要な理由わかって頂けましたか?るんるん

 

では、またパーパー

 

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM